万徳院跡

毛利元就の孫にあたる吉川元長が、自らの死後の菩提寺とするため建立した寺院の跡であり、平成３年度から行われた発掘調査により、建物跡の礎石をはじめ多くの遺構が見つかり、発掘調査終了の後、町教育委員会によって歴史公園として整備された。中世の庭園が復元されたほか、風呂屋が復元されており、毎月第３日曜日には、実際に釜を焚く実演が行われ、蒸気浴を体験できる。国道433号線舞綱地区からの道路が整備されており、公園駐車場への観光バス乗り入れも可能。※詳細資料や出土品等の展示は、「戦国の庭歴史館」に展示されている。